子供の頃、トイレは汲み取り敷でした。
ぼっとん便所と呼ばれていた。
バキュームカーが定期的に来てました。
そして密閉性がほとんどないその汲み取り式のトイレでは、
いつもダンゴムシがおりました。
今でも野外のトイレにはおりますが、
昔(今も汲み取り式はあるけど。)は一般家庭も汲み取り式が普通で、
他生物と共存しながら用を足していました。
その頃のちり紙(昔のトイレットペーパー)、
固くて使いやすかった。
今も「ちり紙」という名前で売ってたりするけど、
昔のようにバリバリではない。
単にa4くらいのサイズに切っただけのなんちゃってちり紙となってしまった。
虫が鳴き、風の音がし、真っ暗で、
足の下にはダンゴムシ、
今思えば、綺麗な水洗トイレと比べて、雑だったけど
不思議と懐かしい気がする。